2004-05-20 ■ memo memo ※追悼例によって十数年前の話、会社のせせこましい受付前に放置してあった壊れかけたソファで長々寝そべり、足をテーブル上に松田優作風とでもいった姿勢で投げ出して昼休み最終の数分を味わいつくそうとしていた私は、ゆっくりドアを開けて入ってくるよれよれの爺さんの姿を横目で見て、また町会の親父が違法駐車の文句かと舌打ちしつつ尊大に向き直りその姿勢のまま「ああん?」と問いかけると、老人何度も頭を下げ、あの、お休みのところ恐れ入ります。私、金田一と申しますが……_/ ̄|○