2005-01-19 ■ memo memo 「──このように小津映画では、観客はいつも置いてきぼりにされ、すでに起きてしまった出来事の内容をその後の会話から推量するしかない。クリス・フジワラは、小津映画から受けるこのような「手遅れ」の感覚は、決して奇妙なものではなく、人間の生の本質に関わるものだという」(長谷正人,「UP」12月号)