新 武蔵野人文資源研究所日報

旧武蔵野人文資源研究所日報・同annex移行統合版

秋の炉辺談話会

毎年折節開催しております東急セミナーBE自由が丘校における小講座、今秋も開催。

期日も近づいてまいりました。10月7日(土)です。

遅まきながら以下、告知いたします。

 

廃寺巡礼 ―失われた聖地と流転のほとけを訪ねる旅へ― 10/7(土)|検索結果|東急セミナーBE

 

先般この枠にて開催した「新しい縄文時代の姿をさぐる」においては、(現在一部でブームとなっている)縄文ムーブメントの担い手の方々にも御参加いただき賑やかなものとなりましたが、今回は一転、なんとも渋過ぎなテーマとなりました。

が、結構面白おかしいお話もいたしますので、「廃寺? なんだその括りは?」という方々もお運びいただければと存じます。

どうぞよろしく。

盛夏の御挨拶

 例年の如くの放置気味になりつつありますが。

それはそれとして、夏休みの行楽がてら湘南は葉山のあたりに美術行脚はいかがでしょう。興味深い展覧会を紹介してみましたので、ぜひお運びいただきたく存じます。

萬鐵五郎は湘南の地でその芸術を充実させ続けましたので、これはもう、場所の引力を感じて充実した時間を過ごせますこと、保証致します。

 

没後90年 萬鐵五郎展@神奈川県立近代美術館 葉山【展覧会紹介】 | コラム・紹介記事

 

 

そういえば放置の間に数本の展覧会紹介をしておりましたので、以下記録しておきます。各展終わっております。

今後このような領域に興味を持っていただければ、というお誘いとして、よろしければ。

 

絵巻マニア列伝@サントリー美術館(六本木開館10周年記念展)【展覧会紹介】 | コラム・紹介記事

 

『並河靖之七宝 明治七宝の誘惑――透明な黒の感性』【展覧会紹介】 | コラム・紹介記事

 

特別展 春日大社――千年の秘宝【展覧会紹介】 | コラム・紹介記事

 

年末の御挨拶

何も記事をポストせぬまま、またもや当ブログも放置の危険に晒されております。年末年始のお休みにひとつ都内散歩でもしてやろうか、という向きに、六本木あたりで時間を過ごす御案内を書いておきました。いわゆる防衛機制というやつです。

以下リンク、よろしく御笑覧下さい。

世界に挑んだ7年――小田野直武と秋田蘭画@サントリー美術館【展覧会紹介】 | コラム・紹介記事

山本貴光さん『「百学連環」を読む』(三省堂)刊行、および刊行記念イベントへのお誘い

タイトル通りの案件。

詳細は以下を御覧いただきたく存じます。当方登壇致します。

 

yakumoizuru.hatenadiary.jp

 

来たる8月8日(月)19:00から、新宿西口ブックファーストにて。ぜひお運びください。

上記山本さんのブログでは何やら当方については何やらが数千倍詳しく何やらが数万倍だの胡乱なる文言が記されていますが、聞き流すに限りますぞ。言うも口幅ったいことではありますが、一応申し上げておきます。

 

わたくしは、山本さんがこの本が生まれるまでの長きに亘るプロセスにおいて何をどう考えていたかを引き出す、いまどきはファシリテーターとでもいうのでしょうか、そんなような置物ポジションでこのイヴェントに臨む構えでおります。

 しかしながら、かつて明治賢治研究会においてはさんざっぱら西先生やその他賢人連を称揚すると見せかけてひたすら失礼にも明治面白ネタの連続を会員諸賢に消費させた責任があり、そのあたりの言い訳として、今回は多少真面目に語り合う姿をお見せせねばなりますまい。

 

以下リンクはほぼ10年前、にっぽんスゴイの妙なバイアスもなく素直に「明治」という時代のとんでもなさを楽しめた時代に、この会が立ち上げられた前後の事情をブログに記していたものです。

まだこういうことをだらだら書き散らかしていた、SNSも何もない涼やかな時代でした。あったかしらん。まあそれはそれとして、記念に置いておきましょう。

2005-10-06 - 武蔵野人文資源研究所日報annex

酒井泰斗ほか『概念分析の社会学2――実践の社会的論理』

献本と言えば、こちらもご紹介せねばなりません。遅くなりました。
いや、購入しようとしていたこの書を何故いただけるのか、当初わからなかったのですね。言い訳ではないですけども。

 

が、本書「おわりに」の隅の隅に当方の名前がほぼ消えなんとする直前のような気配でわずかに掲載されており、そこに掲載されている理由から本書完成に至るまでの、編者酒井さんのある深謀遠慮(企画設計)のようなもののスケール感にはいたく感嘆したのでした。ありがとうございました。

 

内容は、こういう思考法に慣れない者にとってはなかなかに歯応えのあるものですが、ある種の知見が抽象性と具象性を兼ね備えたかたちで提示されるのが社会学というものの興味深いところで(酒井さんもそう書いている)、その手口に慣れてしまえば当代一流の書き手によってその緻密な徹底ぶりが実にダイナミックに堪能できます。


こういうものも読んで鍛錬しましょう。何かを。

『概念分析の社会学2─実践の社会的論理』(酒井泰斗・浦野 茂・前田泰樹・中村和生・小宮友根 編、2016年4月、ナカニシヤ出版)

山本貴光+吉川浩満『脳がわかれば心がわかるか 脳科学リテラシー養成講座』

著者より献本到来。

ありがとうございます。

既刊『心脳問題』(朝日出版社)の増補改訂版ですが、あれからもう10年以上が過ぎてしまったんですね。

前著の孤高の奮闘はあったのですが、この10年で、脳科学がどうたらという状況はさらに混迷を極め、おまけに近年はAIのシンギュラリティ問題がどうたらというトピックがそこに嵌入し始め、素人にはさらにこのあたりの整理がむつかしくなりつつあります。

 

そこで本書ですよ。(10年以上前にも同じ表現をした記憶あり)

 

今こそ改めて、まず本書第1章「脳情報のトリック」を読んでいただくのがよろしいかと考える次第です。とりあえず立ち読みでもいいから。そして、納得して買いましょう。お得です。飲み会で脳がどうこうという話題の折に相手を「それはカテゴリー・ミステイクだね~」等と打ち負かして優位に立つツールとしても非常に有効です。

 

★山本貴光+吉川浩満『脳がわかれば心がわかるか 脳科学リテラシー養成講座』(太田出版)

発行人・赤井茂樹、装丁造本・有山達也+山本祐衣(アリヤマデザインストア)、装画・ワタナベケンイチ、本文組版・中村大吾(éditions azert) 

脳がわかれば心がわかるか──脳科学リテラシー養成講座 (homo Viator)

脳がわかれば心がわかるか──脳科学リテラシー養成講座 (homo Viator)

 

 

春の講座、開催。

折々に講座を開催してきた弊研究所ですが、久々の炉辺談話を致します。もう春ですけど。

★4月2日(土)15:00~、東急セミナーBE 自由が丘校にて。

 

青森で三内丸山遺跡が派遣された折のような天下を揺るがすような大発見があったわけではないのですが、このところなんとなく、縄文時代の文化のありようが新たに注目されつつあるように思います。

この時代の文化像というものは、どうも定期的に刷新がなされる傾向がありますね。対照的に弥生文化の通説的な姿はごく穏当なまま推移しているのですが、縄文時代についてはじわじわと研究が進み、当節興味深いポレミックな場と化しつつあるようです。

そのあたりを整理して、雑談のネタにもなるような様々な案件を楽しくお伝えしようかと思います。どうかお誘い合わせの上、以下からお申し込み下さいませ。

 

あなたの知らない、新JOMON時代 新しい縄文時代のすがたを探る|検索結果|東急セミナーBE