山本貴光+吉川浩満『脳がわかれば心がわかるか 脳科学リテラシー養成講座』
著者より献本到来。
ありがとうございます。
既刊『心脳問題』(朝日出版社)の増補改訂版ですが、あれからもう10年以上が過ぎてしまったんですね。
前著の孤高の奮闘はあったのですが、この10年で、脳科学がどうたらという状況はさらに混迷を極め、おまけに近年はAIのシンギュラリティ問題がどうたらというトピックがそこに嵌入し始め、素人にはさらにこのあたりの整理がむつかしくなりつつあります。
そこで本書ですよ。(10年以上前にも同じ表現をした記憶あり)
今こそ改めて、まず本書第1章「脳情報のトリック」を読んでいただくのがよろしいかと考える次第です。とりあえず立ち読みでもいいから。そして、納得して買いましょう。お得です。飲み会で脳がどうこうという話題の折に相手を「それはカテゴリー・ミステイクだね~」等と打ち負かして優位に立つツールとしても非常に有効です。
★山本貴光+吉川浩満『脳がわかれば心がわかるか 脳科学リテラシー養成講座』(太田出版)
発行人・赤井茂樹、装丁造本・有山達也+山本祐衣(アリヤマデザインストア)、装画・ワタナベケンイチ、本文組版・中村大吾(éditions azert)
脳がわかれば心がわかるか──脳科学リテラシー養成講座 (homo Viator)
- 作者: 山本貴光,吉川浩満
- 出版社/メーカー: 太田出版
- 発売日: 2016/06/07
- メディア: 単行本
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